モレスキンのページ数をスタンプで出来ないかと考えてみた。(最後は結局手書き)

文具界隈では非常に有名な、モレスキン
存在は知っていたのですが、ちっこいのに高いし、みんなモレスキンモレスキンというし、ミーハーなのはあまり好きじゃないという反骨精神(?)から、手を出さずにいました。

僭越ながら自分も関わらせて頂いている、電子書籍「BloomStyle」の企画のひとつ、twitter読書会にて『モレスキン「伝説のノート」活用術〜記録・発想・個性を刺激する75の使い方 堀 正岳 (著), 中牟田 洋子 (著)』(以下、モレ本) を取り上げさせて頂いただいた事がありました。

Amazonから届いた2冊のモレ本を手に(期間をずらして2回注文してしまった)読んでいたらバッチリはまってしまい。現在に至ります。

閑話休題

さて、本題ですが、モレ本の中にページ数を付けてみようという提案があり、それは素晴らしいと思い挑戦してみました。
イメージでは直ぐにイメージ通りのものが出来るだろうと考えていましたが、これがまた自分のイメージに合う物が中々現れない。
ということで、今週末にがっつり体当たりをしてきた結果を、ここに残したいと思います。

Filixのモレ本ページ用スタンプの流れ。

シャチハタ 欧文日付6号3連 NFD-36G→LION D-51→シャチハタ 6連5号明朝→シャチハタ 6号6連ゴシック→サンビー・エンドレススタンプ明朝6連6号→VANCO L型テンプレート 数字 細字:1とNEKOPIKO-Line-2の0.03の水性ペンに。
結局手書き。という結果になっています。(2010.10.31日現在)

一般流通している回転式スタンプについて。

連というのはスタンプの数で、6連というと6つ同時に押すことが出来ます。列といってもいいかもしれませんね。
号というのはフォントサイズで、数字が大きくなるほど文字サイズが小さくなります。
フォントタイプは、明朝とゴシックの2種類が基本にあるのですが、ここは好みの問題だと思います。

以上をふまえて、僕が探しているのは以下の物になります。
スタンプの中では最小サイズ。フォントタイプはゴシック。

今回の試行錯誤の一番の問題として
シヤチハタスタンプ台 小形 HGN-1-K(黒)のインクがモレスキンの紙と合わず、裏抜けしてしまうことがありました。
ページは同じ所に押すと思うので、これが致命傷でした。

シャチハタ 欧文日付6号3連 NFD-36G

シャチハタ 欧文日付6号3連 NFD-36G
これがフォントサイズといい、文字幅といい、押しやすさといい、個人的には一番よかったです。

気になるところは、

  • 31ページ以降が押せないことです!日付スタンプなので当たり前ですね。

LION D-51

32ページ目からはLIONのD-51というナンバリングマシーンを使うことにしました。(明朝の5号)

これのいいところは、一回打刻すると勝手にカウントが上がっていくことです。またメカニカルな動きが、たまりません。ガシャコン、ガシャコンと打刻していく様はドキドキします。
気になるところ

  • 中古を譲ってもらったので印字面がかすれる。
  • インクが裏写りする。
  • フォントサイズが大きい。

シャチハタ 5号6連明朝

お次はシャチハタ 5号6連明朝

これはかなり衝動買いに近いところがあり、6号のゴシックを次の日に見つけ一日でお役御免に。
ここでしっかりと押しまくっていたら、6連の弱点である、数字以外のインクがついてしまう事に気づいたのに…
これを購入した時点ではゴシックが一番いいと思っていたのですが、いざゴシックを買ってみると、明朝の良さに気づいたり。なかなか奥が深いものです。

シャチハタ 6号6連ゴシック

ということで翌日購入となった、シャチハタ 6号6連ゴシック

これを購入して、やっとこの数字スタンプ探しも終わりかと一安心したのです。
家に帰って早速押してみると、ページ数が少ない方がどうしても紙がたわんでしまい、その影響で印字したくない部分にもインクがついてしまい悲惨なことに。
下に台を入れてみたり、スタンプ台を入れてみたり調整してみたのですが、僕のスキルでは余り改善できませんでした。ショック!
スタンプ探しの途中で、回転式ではなく連結式という必要なハンコ数をくっつけて印字するタイプのハンコがあることを知りました。
ということはもう最後はこれしかない!ということで次の製品を買うことに。

サンビー・エンドレススタンプ 連結式柄付印 6号明朝

サンビー・エンドレススタンプ 連結式柄付印 6号明朝

もうこれしかない!という位、期待していた逸品。ハンコをくっつける事ができるので上下左右のバランスも崩れることなく印字できますし、余計なところにインクがついたりしません!それとブロックの様にポチポチくっつけることができるので楽しい!
言うこと無しな逸品にやっと巡り会えたと思ったところに、忘れもしない99ページ目。あっ9一個しかないではないですか!モレスキンのページ数は192ページ。同じ数字が必要になるのは11.22.33.44.55.66.77.88.99.100.111。もう1セット買ってバラ売りで1を買えば問題は解決ですが、今のところその為だけに外出する元気はもうありません!! それにインク抜けの問題も解決できていません。うーむ、困まりました。

VANCO L型テンプレート 数字 細字:1 + DELETER NEOPILP-Line-2

で、これが今最高だと思っているのが、スタンプから全くかけ離れた、製図用テンプレート+水性ペンという手書きコンボ。VVANCO L型テンプレート 数字 細字:1DELETER NEOPILP-Line-2のクールグレー0.03mmにしました。

これはテンプレートのコーナーを立ち寄ったときにピーンときまして、「別にハンコでなくてもいいのか!」という本当にその場のノリで購入した次第です。
これがルールドのラインの色と似ている感じで余り主張せず、しかもインク滲みが全くないのでかなり理想的です。
気になるところ、

  • 上下左右の位置を自分で調整しないといけない。
  • 4と8を書くのが難しい。
  • 0を書くときにペンの始点がどうしても太くなってしまう。

なので完璧ではないのですが、これがどうも良さそうです。
サンビー・エンドレススタンプもインクともう1セットのめどが経てば復活できそうな気もします。
次はインク探しをしないといけないですね。

モレスキンにページを入れる為の投資額

シャチハタ 5号6連明朝 ¥1,522(税抜¥1,450)
シャチハタ 6号6連ゴシック ¥1,680(税抜¥1,600)
サンビー・エンドレススタンプ 連結式柄付印 6号明朝 1,417円 (税抜き1,350円)
VANCO L型テンプレート 数字 細字:1 \525
DELETER NEOPILP-Line-2 クールグレー0.03mm \199
合計:\5343